ナポリのカフェ CAFFE MEXICO
2009年 12月 30日
ピッツェリアと並んでナポリに来て必ず寄るところ、カフェ。
イタリアでは南に行くほどエスプレッソの量が少なく、濃くなっていくのです。
時間があればカフェ・ガンブリヌスという、ローマのカフェ・グレコのような歴史的なカフェがあってそこはカフェもおいしいのですが、今回はいつも時間がなくなる出発前に寄れる駅近くのCAFFE MEXICOへ。
かなり殺風景なお店で立ち飲みカウンターがるのみ。いつも人があふれているのでカウンターについて注文をするまでいつも大変なので、落ち着く、といったカフェとは正反対にあるカフェなのですが、カフェは本当においしいのでこの一杯の為だけにまた来たくなるはず。
ナポリでは自動的にカフェに砂糖を入れられることが多くて、カウンターで砂糖を入れる前に「AMARO? アマーロ(苦いという意味)?」、つまり砂糖をいれないでストレートで飲むか聞かれることがあります。ここCAFFE MEXCOでは聞かれることもなく(笑)自動的に砂糖が入れられますが、砂糖を入れてからカフェをいれるので砂糖は下に残ったまま。AMAROで飲みたければ混ぜなければいいだけです。
見えにくいのですが、バリスタの奥にあるのはナポリに圧倒的に多いレバーピストン式のエスプレッソマシーン。上に突き出ている長い「BRACCIO (ブラッチョ、腕の意味)」によって圧力をかけられるので手動での細かい調節が可能なのですが、この方式だとバリスタの腕でおいしさがかなり左右されるそうです。ローマなどで多いのはスイッチをいれればいいだけの自動式。
場所はナポリ中央駅を降りてすぐのガリバルディ広場、駅を背にした右側、CAFFE MEXICOの看板があります。
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by chicca-blog | 2009-12-30 06:21 | ナポリいろいろ