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ローマのカルチョーフィ

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春先にローマのメルカートをうろうろすると、
まん丸いカルチョーフィをよく目にするんじゃないでしょうか。

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その丸いカルチョーフィの印象が強くて
春の食べ物かと思っていたんですが、
秋にも冬にもいろんな種類のものを見かけて
自分の中でかなり混乱していたので、
カルチョーフィの代表的な種類と旬について少し。

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・プーリア
期間は9月の終わりから2月までで、種類はマンモレまたはヴィオレッテ。
とげがなく、味に甘味があり淡い色をしている。

・リグーリア
12月の終わりから3月の終わりまでで、とげがある。
繊細な味わいで、生で食べるのに一番向いている種類。

・ローマ
2月の終わりから3月の終わり、約一ヶ月のとりわけ短期間。
特徴のある丸い形をしたマンモレ種でピンク色。
味がよく、フリットと煮込み料理に向く。

・ヴェネツィア
4月と5月。
ヴェネツィアのラグーナで栽培され、<castraùre>と呼ばれるカルチョーフィの新芽が特に珍重される。
ほろ苦く繊細な味でとても柔らかい。








3月も終わりに近づいているので、
頑張ってローマカルチョーフィを食べてます。



今日はカルチョーフィをスライスして、
小エビと一緒にフライにして、
オレンジとレモンのジュリエンの素揚げと一緒に食べました。

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柑橘の香りが揚げ物をさっぱりした春らしい味にしてくれました。




4月になったらヴェネツィアのcastraùreとやらを食べてみたいなぁ〜







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by chicca-blog | 2010-03-21 06:51 | イタリア料理・食材

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