ローマの夜
2010年 08月 06日
8月に入ったらもう秋かと思うくらい涼しい日が続き、
今日は特に朝晩ひやっとするくらい。
買い物に行ったらブーツをはいている人までいて、
それでもおかしくないくらい秋、という感じが漂っています。
それに比べて観光客、
特にドイツや北欧なんかから来ている人たちは
ものすごく露出度が高く日光を欲している!という感じ。
イタリア人は厚着、観光客は薄着、
というのがこの時期のローマの特徴かもしれないです。
夏になるとテベレ河岸にたつ屋台
といいつつイタリア人の多くがバカンスに出かけ
人があまりいない街を歩くのも気持ち良く、
夜になるとどこから来るのかと思うほどの人、人、人。
多くの人が昼間は家にいて、
夜になると出かけ始めるんですよね。
週末に義両親が来ていたときも、
夕方に「陽が落ちる前に散歩でも・・・」
とさそったら
「暗くなってからじゃないと出たくない」
と言われて、イタリア人の行動様式を納得。
といってもこれは夏に限らず学生なんかにも言えることで、
みんなお金があまりない学生達は昼間は学校・家で勉強、
8時に夕食を家でしっかり食べた後外出、
というパターンがすごく多いです。
車がある友達と連れ立ってチェントロに集まり、
映画を見たりエノテカに行ったり友達の家に行ったり。
最初のうちはみんなで一緒に出かけるとなると
「夜の10時集合」とかで結構びっくりしたのですが、
お金もあまりかからずに遊べるのでなかなか便利と思うようになりました。
そういうわけで私たちも夜に出かけてばかりいますが、
夜の12時くらいまで人でごった返していた道やら広場やらが、
深夜二時頃を過ぎると一部のお店を除いて
ぱたっと人がいなくなります。
昼間は人だかりで近寄る気にもならないトレビの泉やナヴォーナ広場なんかも
ゆっくり見れて印象が違い、ライトアップされてほとんど誰もいなくて本当に綺麗。
だいたい歴史的建造物や大通りは深夜でも警察が立っているので
細い道なんかに入り込まなければ危ない感じはないです。
こういう時間にゆっくりじっくりローマをまわるのもおすすめ。
いや、でも深夜二時を過ぎて歩き回ることもあまりないかもしれないですが。
今日は夜景ばっかりのローマでした。
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by chicca-blog | 2010-08-06 04:11 | ローマ散歩