復活祭に考える
2012年 04月 08日
考えてみればイタリアに住んでいた時はナポリの実家の両親が遊びに来て
料理をしたりしてくれてたので
ナターレ(クリスマス)にしてもパスクワにしても、
そういうキリスト教の行事に敏感でいたけれど
フランスに来てからは旦那も私も全く無頓着になっていっています。
特に今は買い物でさえ旦那に任せて家にいることが多いので、
パスクワも昨日旦那がナポリの両親と電話していたのを聞いて始めて気づき。。
今後娘が大きくなっていきフランスなりイタリアなりに住んでいたら
やっぱりちゃんとそういった行事をきちんと迎えさせてあげたいなぁと思う一方、
娘が産まれてからナポリの実家、親戚から
「それでいつ洗礼をうけさせるの?」
と聞かれる事がしょっちゅうで、
「うちはやらないよー。大きくなってから宗教は自分で選べばいいと思うし」
と言ってたらものすごい驚かれて
「まさか!洗礼しないなんて動物じゃあるまいし!!」
と言われて旦那はその答えに大爆笑してたけど私はびっくり。
キリスト教以外の人をそういうふうに見てるってことだよなぁと思ったら
なんとなく複雑な気分にもなってきたりして。。
(実家のある南イタリアが特に宗教色が強いというのはあるんですが)
今までは何も考えず、イタリアではこんな行事があってこんなものを食べるんだ〜
とひたすら興味津々で過ごしてきたけれど、その根底にある思想に自分は賛同するかと言われるとやっぱり違うのかなぁと今更気づいたり。
といってもそこは日本人だしあんまりこだわらずその住んでいる土地の習慣と
お互いの国の習慣を上手く取り入れて楽しめればいいかなと。
私のまわりのイタリア人の友人も無宗教だと言ってる人が多いし
イタリア人自体も変わっていっているので。
最近少しずつ笑うようになってきました
by chicca-blog | 2012-04-08 19:36