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ナポリの希望

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中央駅付近が一番治安の悪い場所のひとつであるのは、ローマのテルミニしかり、ましてやナポリの中央駅・ガリバルディ広場となれば列車を降りた時点で既にその雰囲気が漂ってきます。

初めてナポリに来た時は見る人全てが泥棒かマフィアに関わる人のような気がしてものすごく警戒して歩いていたので、幸い今に至るまで盗まれたものはなし。それどころか酔っぱらって気を抜いていた東京の小田急線でお財布を盗まれたことがあります。人生そんなものかも・・・


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ところがかなり以前から全く進まないと思っていた駅構内の改築がここに来てだんだん形になってきて、ローマのテルミニに似たガラス張りの駅正面に白いタイルの床が姿を表し、駅構内には大手の本屋、Feltrinelli フェルトリネッリが。
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完成を待つばかりのナポリ中央駅ですが、重要なのはきれいさを保つこと。

かつてのニューヨーク、ジュリアーニ市長の改革のように
街を清潔に保つことでナポリに安全がもたらされることを願うばかりです。


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by chicca-blog | 2009-12-31 03:11 | ナポリいろいろ

ナポリのカフェ CAFFE MEXICO



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ピッツェリアと並んでナポリに来て必ず寄るところ、カフェ。
イタリアでは南に行くほどエスプレッソの量が少なく、濃くなっていくのです。

時間があればカフェ・ガンブリヌスという、ローマのカフェ・グレコのような歴史的なカフェがあってそこはカフェもおいしいのですが、今回はいつも時間がなくなる出発前に寄れる駅近くのCAFFE MEXICOへ。

かなり殺風景なお店で立ち飲みカウンターがるのみ。いつも人があふれているのでカウンターについて注文をするまでいつも大変なので、落ち着く、といったカフェとは正反対にあるカフェなのですが、カフェは本当においしいのでこの一杯の為だけにまた来たくなるはず。

ナポリでは自動的にカフェに砂糖を入れられることが多くて、カウンターで砂糖を入れる前に「AMARO? アマーロ(苦いという意味)?」、つまり砂糖をいれないでストレートで飲むか聞かれることがあります。ここCAFFE MEXCOでは聞かれることもなく(笑)自動的に砂糖が入れられますが、砂糖を入れてからカフェをいれるので砂糖は下に残ったまま。AMAROで飲みたければ混ぜなければいいだけです。
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見えにくいのですが、バリスタの奥にあるのはナポリに圧倒的に多いレバーピストン式のエスプレッソマシーン。上に突き出ている長い「BRACCIO (ブラッチョ、腕の意味)」によって圧力をかけられるので手動での細かい調節が可能なのですが、この方式だとバリスタの腕でおいしさがかなり左右されるそうです。ローマなどで多いのはスイッチをいれればいいだけの自動式。


場所はナポリ中央駅を降りてすぐのガリバルディ広場、駅を背にした右側、CAFFE MEXICOの看板があります。
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by chicca-blog | 2009-12-30 06:21 | ナポリいろいろ

ヴァチカンのクリスマスミサ

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クリスマスもあっという間に過ぎもう28日(も終わろうとしている・・・)。
今日の朝ナポリから帰って来たのでドタバタしてます。ナポリでは実家がベスビオの山奥のせいかネットがすごく遅くて、skypeもほとんど話せないほど。何度か試みたものの写真アップなんてもちろん無理でした・・・。なのでいまさらですがクリスマスネタを。

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by chicca-blog | 2009-12-29 03:47 | ローマ散歩

ローマのイルミネーション

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今日になって急に暖かくなったローマ。朝からなんだか春のような暖かい空気で、今(夜)も家で揚げ物をして匂いがこもったので窓を開け放してみても30分以上たった今、ほとんど冷気を感じないくらいです。北の方では大雪で交通が降って交通がストップしているらしいのでこの気候は有り難い限りです。

クリスマスのイルミネーションがみたいと思っていたので、出かけるにはこんな暖かい夜をのぞいてないと思って繰り出してはみました。先日のクリスマスショッピングで散財してしまったので今日は本当に歩くだけ。

またもやナボーナ広場。やはり夜の方がイルミネーションがきれいでクリスマスっぽいです。

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イルミネーション・・と思って探してあるいてみてもこのくらい!探す場所が悪いのでしょうか?
これはコロナーリという通りなのですが本当に素敵な通りなのでまた次回に紹介したいと思います!
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by chicca-blog | 2009-12-24 06:37 | ローマ散歩

クリスマスショッピング

ナターレ前の最後の週末となり、皆最後のプレゼント買いに街へ繰り出します。ここのところローマは雨ばかりだったけれど今日はめずらしく天気は晴れです。いざ、コッラ・ディ・リエンツォ通りへ。

*****
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途中、カステルサンタンジェロの近くに屋台がたっていました。ここ、夏にも大規模な屋台がでるのですが、この時期は少しの屋台と、スケートリンク。

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テベレ川沿いのスケートリンクも眺めが良くて気持ち良さそうです。


カステルサンタンジェロから、少し先にある裁判所。正面からみるとかなり大きくて豪勢な建物なのですが、いつもなかなか写真に収まりきらず・・・完成が1911年と最近なので、テベレ川対岸のルネサンス地区から橋を渡るとやけに豪勢でごてごてしてるので時代の違いがわかります。

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そして行きたかったのはカストローニ CASTRONI。
東京で言うと明治屋とか成城石井という感じでしょうか。輸入食材屋さんです。輸入食品だけでなくイタリア国内のめずらしい食材なんかも手に入ります。とにかく他県のものを見つけるのが難しいイタリアなのですごく重宝します。
確かローマ市内に数件お店があるのですが、ここ、舌をかみそうなコッラ・ディ・リエンツォ通りのが一番品揃えが多い気がします。

到着するとテレビカメラが。
店内もすごい人。これを狙ってお客さんにインタビューをしている模様。私もインタビューされないかと思って周りをうろうろしてみたのですが無駄でした。残念。
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店内はすれ違えないほどのすごい人。クリスマス・ギフト用にパネットーネやトローネやらがたくさん。


クリスマスギフトではないのですが、前からきになっているのがこれ。

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VIAGRO=バイアグラのことで、カラブリアの商品。
カラブリアは辛いもの好きで有名で、ベベロンチーノが大量に入ったサラミなどの特産品をはじめものすごい量のペペロンチーノを食べるのですが、これはペペロンチーノベースのソースらしいのです。パートナーに是非。

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これはとなりのフランキFRANCHIというお店。こちらはお惣菜屋さんで、プロシュット・リコッタ・モッツァレッラをはじめ今の時期にはタルトゥーフォも。店内に入るとタルトゥーフォの香りが広がりまるで食べている気分になれる!

買い物を終えて外にでるともう暗くなっていて、気温+5度でした。どうりで寒いはずだ!と思ったら、北の方はもう気温がマイナスで雪が降っているそう・・・こんなだから冬にジェラートなんて食べてられるんだなぁと反省。

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by chicca-blog | 2009-12-22 05:45 | ローマ散歩

冬のジェラート

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あれだけ夏に毎日のように食べていたジェラートが、寒くなるとぱったり見向きもしないようになる。当たり前だけど暖かいホットチョコレートなんかが欲しくなるので、人気のないジェラテリアはなんだか冴えない売れてない店のように見えてくるのです。
とはいえ今年の夏にも「ジェラート産業は不況しらず」と報道されていて、実際ローマをはじめジェラートのお店はかなり増えているのだそう。

私がイタリアに住み始めた2004年は一番小さいサイズ「ピッコロ」が確か一番安いところで1.2ユーロ(しかも当時たしか1€=¥120円台だったので実際かなり安い感じがしたものです)で買えたので、いつお金がつきるかわからない留学生活だった当時、つまりイタリアにいつまでいれるかわからない生活だったので、毎日食べることに決めて食べ3kgほど太った記憶があります。

今は毎年少しずつの値上がりを経て、だいたいが2€以上。それでも食べるものは食べます。

今日は寒いにもかかわらず急にジェラートが食べたくなり、冬だったらここだと思い立ちサンクリスピーノへ。誰でもそれぞれのジェラテリアでいつも選んでしまうお気に入りがあるものですが、ここのお店の好きなのは卵黄とミルクたっぷりの濃厚ジェラート、それにお酒を組み合わせたジェラートが充実しているとこ。ウィスキーやコニャックからバローロ・キナート、パッシートなどまでも。

今回はNOCCIOLE CON MARRON GRACE’ AL RHUM(ヘーゼルナッツ入りラム酒風味のマロングラッセ)とMELINGA CON GOCCIE DI CIOCCOLATO(メレンゲとチョコレートチップ)に。冬ならではのこれでもかという濃厚な組み合わせ。・・・だと思いながらもやっぱり寒い。

サンクリスピーノSAN CRISPINOはトレビの泉近くとサン・ジョバンニの二店だけでしたが、ここ何年かで店舗数を増やし、フィウミチーノ空港にもあるそう。私は最近できたパンテオンのお店に行っています。

パンテオン近く
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by chicca-blog | 2009-12-19 01:46 | イタリアドルチェ・ジェラート

ナヴォーナ広場の屋台

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恒例のナヴォーナ広場の屋台が出揃っています。
日本のお祭りの屋台と同じように、クリスマスグッズだけではなく射的などのゲームや革製品から額縁までなど様々なものが売られていてひやかしで見るだけでも楽しい。
今年は私のようなひやかしの人がほとんどらしく、食べ物以外(さすが!)の屋台の売り上げは去年の半分以下になりそうという予想になっています。来客数が少ないというよりはみんな見るだけで買わない・・・という人が圧倒的に多いそう。うーーん思い当たる。


広場の中心にメリーゴーランドがあり、去年久しぶりにコーヒーカップに乗ってまわしまくったら夜中にはいてしまいました。もう若くないんだと実感・・・
子供でもできたらそれを口実にまた挑戦したいと思います。



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by chicca-blog | 2009-12-17 06:15 | ローマ散歩

パンブリアコーネ PANBRIACONE

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本格的なクリスマスシーズン到来で、街のいたる所に屋台が出てイルミネーションが飾られています。先週末は雨が降ったり止んだりのさえない天気、気温もぐっと下がり今年のクリスマスには雪、という予報も。

フェスタになるときまってそれにちなんだお菓子があるもので、そのシーズンにしか手に入らないものもほとんどなのでこの機会にと食べまくります。しかもまだまだ地方色が強いイタリアなので、カンノーリなど有名どころのお菓子以外は、なかなか他県のお菓子を食べる機会もないので今がチャンス。

週末に試したのはパン・ブリアコーネ。
定番のパネットーネを試そうとして選んでいたら、山積みされた箱の中から出て来ておいしそうだったので今回はこちらに。
このドルチェの名前を聞いたことがなかったので、どんな由来があるのかどんなお菓子なのか、家に帰って早速本で調べていたらいっこうに出てこない。パネットーネやパンドーロなどの一種なのかと思っていたら(パネットーネなどは一般名で、いろんなメーカーやパスティッチェリアでいろんな風に作られています)、このドルチェは実は商標名で、アレッツォ郊外の‘ボンチ’というパスティッチェリアで作られているものだそう。

ウブリアコというのは酔っぱらいという意味で、文字通り生地にたくさんのアルコールが含まれています。パネットーネの生地に焼き上がってからアルコールを含ませた、日本のブランデーケーキみたいなものかなと思っていたら、全体がアルコール漬けなのではなく、マーブル状になった部分にアルコールが染み込んでいるみたいです。私が買ったのはホワイトチョコレート+コーヒーリキュールだったので、黒い部分がすごくしっとりしています。
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もとのパン・ブリアコーネはパネットーネの生地に干しぶどうを使った甘口ワイン、パッシートを含ませてあるそうで、その他のアレンジとしてチョコレート+ラム酒、なんていうのもあり、どれも今シーズン中に挑戦してみたいところ。

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by chicca-blog | 2009-12-16 03:00 | イタリアドルチェ・ジェラート

フリッタータ FRITTATA

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ご飯があまったら、翌日野菜と卵とベーコンなんかで好きにチャーハンにするのと同じような感覚で、イタリアでは余ったパスタを翌日フリッタータに。
パスタはできたてをアルデンテで、とはいうものの何かにつけてパスタは余るもので、時にはのびきった二日目のパスタを温めなおして仕方なく食べなければいけないときもあるけれど、フリッタータにしたらおいしく食べられます。

フリッタータは「オムレツ」と訳されるけれど、私はオムレツというとフランス風の、中が半熟の黄色の完璧なやつを思い浮かべてしまって、最初このフリッタータを見た時はイタリア風の、なんだか火が通りすぎたぱさぱさしてそうな卵焼きだなと思ったものです。

が、 中にごちゃごちゃ何でも入れて両面をかりかりに焼いた、 どちらかというと日本のお好み焼きのようなフリッタータは外はかりっとそして中はふっくらとして野菜の旨味がたっぷりの、そしてこの場合残飯処理もできる万能料理なのでした。

今回はズッキーニとジャガイモを角切りにしてオリーブオイルでいため、その後余ったパスタを加えて(昨日の晩ごはんのカリフラワーとパン粉のニンニク風味ペンネ)、温まったら卵液(卵にペコリーノチーズのすりおろしを合わせたもの、塩味はペコリーノの分量によって調節)を注ぎ、弱火でふたをして底がかりッとするまで焼きました。
オーブンがあれば卵を投入した時点でオーブンで焼いてしまうのもいいと思います。特に高さがある場合は中になかなか火が通らないので。
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by chicca-blog | 2009-12-12 07:54 | イタリア料理・食材

クリスマスのお菓子−パンジャッロ

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イタリアでは10月8日はインマコラータ‘immacolata’と呼ばれる、マリア様がキリストを身ごもった日になり祝日になります。ここからクリスマスシーズンが始まり、1月6日のエピファニア‘epifania’まで続くことになります。クリスマス・ツリーもこの日までに用意する、という家庭が多いようで、1月6日まで飾られます。そんなことを知らなかった私は最初の年、クリスマスを過ぎてまだ飾られているツリーを見て、やっぱりイタリア人は怠惰なんだなと思ったりしたものでした。

ローマではこの10月8日の祝日にパンジャッロ‘pangiallo‘というお菓子が食べられます。
パンジャッロは「黄色いパン」という意味で、「パン」という表現は粉生地ベースのお菓子にはイタリア菓子ではよく用いられます。
なぜならもともとのレシピはパン生地に塩、胡椒、サフラン、干しぶどうを混ぜたものだからで、それが時代とともにいろいろなものが加えられるようになったからだと言われています。

作り方は、暖かいはちみつにヘーゼルナッツ、松の実、アーモンド、干しぶどう、果物の砂糖漬け、シナモン、クローブ、ナツメグを混ぜます。全部がよく混ざり合わさって冷えたら、小麦粉を加えます。長方形にパンの形に成形したら、一晩常温で休ませます。
翌日180度で焼き、表面に焦げ目がついたら160度に下げて全体で一時間程度焼きます。
出来上がりに水、砂糖、サフランで上がけをします。この上がけの色が「黄色」の由来になります。
出来上がりは表面がかりっとして中はしっとり、おおきいクッキーのような感触で、ずっしりと重いです。
最近はこれにチョコレート・チップ入りが人気。伝統的なレシピのパンジャッロが味わいたければ、ゲットーのメインストリート、ポルティコ・ディ・オッターヴィア通りにある昔からのパスティッチェリアにクリスマス・シーズン以外でも見つけることができます。
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by chicca-blog | 2009-12-11 06:01 | イタリアドルチェ・ジェラート