引っ越しとインテリア

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イタリアに来てから何回引っ越しをしたのか。。。

ローマ→フィレンツェ→ローマ→パリ
そのローマ内でも何回か引っ越しをしているので、
とにかく頭にあるのは

「あるもので間に合わせる」

こと。

イタリアもフランスも家具付きの家が多くて、
その場合家具だけでなく食器からタオルまで全て揃ってることが多いので、
多少不便でもセンスが悪くても
とにかく引っ越したその家に付いているもので間に合わせる。

最初のうちはそれこそいろいろ揃えようとしてましたが、
結局引っ越しの時持っていけず捨てるはめになる。





・・・と思っていたのですが
少し前にBHV(←マレ地区にあるデパートで東急ハンズのようなお店)
で木製の花瓶に一目惚れして
ついつい買ってしまいました。

クリスマスツリーも、
引っ越しの時に持っていけないものNO.1なので
クリスマスの一時期だけじゃなくて
どうにかして一年を通してインテリアになるようなものがないか
と思って花屋さんをずっと覗いていたのですが、
やっと理想の枝を見つけ、





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まだまだもの足りないですがクリスマスツリー風に。





「一時的」だと思っていた生活が気づけばもう7年近く、
たまには「一時的」でも良いから好きなものを飾ったりするとうれしい、
インテリアってこういうものだったよなーと
久しぶりに実感した日。
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# by chicca-blog | 2010-12-13 22:44

M.O.F. & アルノー・ラエール

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少し前のことになりますが
18区、モンマルトルの近くにある
アルノー・ラエール
というパティスリーへ行きました。

ここは2007年にパティシエM.O.F.を獲得した
アルノー・ラエール氏のお店で、
M.O.F.というのは国家最優秀職人章のことで
日本でいう「人間国宝」に値するものらしいです。

(そういえば幼い頃、人間でありながら国宝・・・
という言葉の響きに魅了され、両親に
「将来、ワタシ人間国宝になりたいんだけどどうやったらなれるの?」
と聞いて両親を絶句させたことが・・・)



最初にここに行こうと言い出したのは旦那で、
M.O.F.の話になるといつも
「イタリアとフランスの食文化に対する捉え方の違い」
の話になるのですが、

フランスで一流レストランのシェフ、
ましてやM.O.F.のシェフともなると
一流スポーツ選手のような国民的大スターで
ものすごい尊敬のされ方をするけれど、
イタリアだとそんなことはない、

いつまでも
「ナポリのピッツァ」
「ローマのトラットリア」、
「マンマのパスタ」、

どんな偉大なシェフでも一職人でしかないし、
(これはある意味どこの国でも同じですが)
いつまでも「イタリア料理は地方料理」、
国として文化としてフランス程食文化が認められていない、
というんですね。
イタリア食文化自体の価値が高められていない、というか。


確かに、
最近はイタリアでもシェフやソムリエがもてはやさて
テレビなんかへの露出も増えていると思うんですが、
フランス程敬意が払われているかというと
それは違うという気がするし、、


その地方性がまたイタリアの良いところでもあると思うんですけれどね。


そういえば先日ユネスコの無形文化遺産に
イタリアを含む地中海式の伝統料理として
地中海式ダイエットの登録が決定されたそうですが、

確かに、イタリアの外に出てみて、
イタリアは自分たちで自分のことを認めるより
国外からの方がより賞賛を得ている気がします。
良いものがないのではなくて、
良いものを認証してブランドとして発信していく力が弱いというか。

フランスは逆に良いものもあるし
そういうものをブランド化していくマーケティングもとても上手い、
と実感することが多いのですよね。





・・・といつもイタリアの話になってしまうんですが
そのモンマルトルのM.O.F.パティシエのお店へ行きました。



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球体のチョコレートの中に
チョコレートムース+下がブラウニーの斬新!ガトーや
フランボワーズ入りのモワルショコラ、
(これは中のガナッシュをそのまま食べてもおいしいし、
レンジで数秒温めてとろっとさせて食べてもおいしい!)
奥のはタルト・タタン。

このタルト・タタンの下のクランブルに塩がかなり効いていて
ちょっとびっくりする程だったのですが
甘味とのコントラストでおいしくて、
調べたらシェフはブルターニュ出身の方なんですね、
この強烈な塩のインパクトは記憶に残りました。


ARNAUD LARHER
53, rue Caulaincourt
(18区)
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# by chicca-blog | 2010-12-07 07:48 | パリのお菓子・お菓子屋さん

雪!

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パリに来てからもうすぐ4ヶ月がたとうとしていて、
最初こそ時間がたつのが遅くて
色んな言葉の問題からか、
かなりもどかしい思いで過ごしていましたが
最近はあまり何も考える時間もなくものすごく早く時間がたってる気がします。
12月なんてもっと早く過ぎるのだろうなぁ。


来たばかりの時は街でイタリア語を聞く度に
あ〜しゃべりたい!!と思って寂しい思いをしていましたが
最近ようやくフランス語が意味を持って頭に飛び込んでくるようになり、

そうするとイタリア語もフランス語も両方耳に入ってくるので
歩いていても旦那の方がイタリア語に気づいて
「今の人たちイタリア人だったね」
といわれても
私にはその言葉が理解できたというだけで
イタリア語だったのかフランス語だったのかよくわからなかったり、
使っていなかった脳みそフル回転の日々が続いています。
(いや回転してないから理解できてないのか?)



パリは先週くらいから急に寒くなり、
小雪が舞い始める日々が続いたのですが
今朝起きてみたらかなり雪が積もっていました。

去年の冬にローマで雪が降った時、
確か20数年ぶりの降雪だったそうですが、
こっちでは11月でもう雪が・・・

といってもパリがこんな早い時期にここまで寒いのもめずらしいらしいのですが、
良い年に到着しました ;-)




皆様もお体に気をつけて、12月を乗り切りましょう!



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# by chicca-blog | 2010-12-05 03:20 | パリ散歩

冬支度

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秋になって、
ローマではあまり見られなかった紅葉が見られると思って
週末ごとにずっと楽しみにしていたんですが
この一週間雨が続き、葉もほとんど落ちてしまって
このまま冬に移行してしまいそうです。


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パリの冬は寒いよ〜
と皆から脅されて(?)いて、
ローマの太陽を最も愛する私としてはもうそれを聞いただけで
定年を待たずに
(定年になったらローマに定住する予定)
イタリアへ帰ってしまおうかと思うくらいですが、
この間朝方マイナスの気温が続いた頃くらいの印象といえば、
このくらいだったら何とか乗り切れるかも?という感じでした。


何といっても暖房や窓が二重窓だったりして
部屋が常に暖かいし、
パリ市内だったら地下鉄が張り巡らされていて
交通の不便はあまりないし。


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ローマの時は
確かに気温がマイナスになる時なんて年に数日、

(去年一度マイナスになった時は警報が出たくらいです)

家の中も古い家ならば壁が厚くて
冬は室内の暖かさを保ちやすく
夏は日光の熱を通さず涼しさを保つので
一年中クーラーも暖房もなく過ごせたりするのですが、

やはり家の床がタイルのことが多く寒々しいし、
ローマの地下鉄は二本だけなので

(数年前から三本目を作ってるらしいですが、
遺跡が多く掘る度に新しい遺跡が見つかる→調査、
の繰り返しでまだまだ完成するのは先の模様)

やはり移動はバスが中心になり、
冬にいつ来るかわからないバスを待つ・・・
というのは寒さ倍増。



私の父は北海道出身ですが、
東京に来た時にいつも母に
「東京は寒い」
と言っていたそうです。

やはり北海道の家はいつも暖かく保たれていたのに対して、
東京の当時の家は木造純日本家屋で、
窓や玄関や庭先から
いつもすきま風が吹いていたそうな。


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そんなわけですが
パリは去年マイナス19度まで下がったとか、
未だ未体験の寒さにちょっと怯えてもいます。
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# by chicca-blog | 2010-11-13 22:05

ローマ vs. パリのユダヤ人街、伝統料理

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久しぶりにローマの写真!ラブ!



ローマにもあったユダヤ人街、ゲットー。

ローマのそれはテベレ川沿いのティベリーナ島の近くにあり、
以前はテベレ川が氾濫すると道に水が溢れ
常に湿気が多く蚊が発生しやすい湿地帯だったと言われる地域にあり、
500年程のかなり長い歴史を持つゲットーのひとつ。


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↑ここはゲットーの中にある廃校になった小学校で、今はディスコテーカとして使われています。一度入った事があるのですが、本当に学校の校舎をそのまま使っていて、各教室ごとにバールになっていたりディスコテーカだったり、夜の学校にそのまま忍びこんだようなスリリングな雰囲気



ローマのゲットーのイメージというと
ローマ市内にあるよく保存された歴史的地区、という感じで
実際ゲットーにあるレストランも
ユダヤ料理というよりは
伝統を忠実に守っているローマ料理、という感じで
かなりイタリア料理になじんでいると思います。


お菓子にしてもしかり、で
以前紹介したかなり焦げてるタルトを売るゲットー地区のお菓子屋さんにしても
(焦げてるのは別にして)
ローマの伝統菓子を売るお店のひとつでもあります。









+++++




で、パリはどうかというと。

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パリのユダヤ人街は4区のマレ地区にあって
もともとマレ地区自体が色んなブティックが並んでいておしゃれなのと
特に有名なのがゲイがたくさん!の地域で
夜にマレ地区を歩くと
カップルの半分くらいがゲイだったりする地区。

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なのでそんな地区にユダヤ人街がひょっと現れるので
あまりローマのような「囲われた」感じはしないです。
「ゲットー」という言い方もされないし
いわゆる「囲い込んで住まわせた」という歴史もないようで、
単純にユダヤ人街と言われているみたいです。


ロジエ通り Rue de Rosiersにあり、
道も綺麗だし、
ユダヤ教の安息日は土曜日になっているので土曜日が休み、
代わりに日曜は営業しているお店が多いので
日曜に空いているお店が少ないフランスでは
日曜日にかなり賑わう地域でもあります。


そしてなによりこの通りで有名なのが
ファラフェル!

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これはひよこ豆かそら豆をすりつぶして香辛料を混ぜて揚げたファラフェルを
トマト、キャベツ・ラディッシュなどの野菜と一緒にナンのようなパンに挟んだもので、
この通りに来ると香辛料と揚げ物の匂いで充満しています。

このお店のはフランスに来る前から、
先にフランスに旅行に来ていたローマの友達から
「おいしいから絶対行ってみて!」と勧められていたところ。
いくつかお店があるのですが、
いっつも行列してるのですぐわかりました。


ラス・デュ・ファラフェル
34, rue des Rosiers 4e
Metro: S.Paul

確かに揚げたてかりかりで
なかがしっとりやわらかくて絶品。




ローマのゲットーと比べると
こぎれいで、食べ物も北アフリカの影響が濃い感じです。
以前は東欧からのユダヤ人が多かったそうなのですが、
50年代以降に北アフリカのユダヤ系移民に変わっていったそうなのです。
なので今でもお店ができた年代によって、
東欧系と北アフリカ系のユダヤ料理にわかれるそうです。


パリでもモロッコをはじめアフリカ料理の影響が強いし、
レバノン料理なんかのお店もけっこうあるので、
イタリアのように「イタリア料理一色」ではない
旧植民地料理と混ざったフランス料理文化というのが
こういうところでも見られて興味しんしんでした。
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# by chicca-blog | 2010-10-27 01:36 | 食コラム

モンマルトルワイン、収穫祭

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かなり長いあいだ更新を怠ってしまいました。

そんなに日常生活がとにかく忙しい、
というわけではないのですが
崖っぷちのフランス語を何とかしようと悪戦苦闘していたり
時間がまだ上手く使えなかったりしているのと、
あとそんな生活なので目の前に綺麗な景色があっても
ほとんど写真をとってる余裕がない!
というわけでどうにも更新する気にならず、、、
それでもいろいろ生活してみて書きたい事は山ほどあるのですがねー。


今回は先週末にやっと行けたモンマルトル。
まだエッフェル塔もシャンゼリゼも凱旋門も見ていなくて
どうにもパリ気分が盛り上がってないのですが、
モンマルトルは毎週朝市に行きたいねーと言っていたのに
どうにも朝のうちに行けなくて、
仕方なく夕方になって出かけて行ったら
ちょうどモンマルトルワインの収穫祭にあたり、
たくさんの市がたちかなりにぎわっていました。


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古代の製法で作られるホットチョコレートに
フランス各地からの特産品がいっぱい。

最初にどかーんと空きっ腹にホットチョコレートを飲んでしまったため
後からあまり試食できなくて失敗だったのですが、
リモージュ地方のヌガーやマカロンなどのお菓子やさんがたくさんあって、
まだまだフランスの地方菓子のことを知らないのですが
お菓子がおいしいところなのかたまたまなのか?、
買ってみたマカロンはかなりひとつが大きくて
中にクリームが挟んでないのですが
アーモンド生地がかなりしっとりしてておいしかったです。

フランス地方菓子、勉強しなくては。



そして今回のメインのモンマルトルワイン。

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モンマルトルにワイン畑があるというのは聞いた事があって、
旦那も何かのコンクールで質問されたことがあるけど
飲んだ事がないとこのと、
何と言ってもパリ市内のワイン畑だから当然狭く収穫量が多いわけでもなく、
調べたらパリ市が管理していて年間1000本ほどしか生産されなく、
営利目的でもないのでほとんど外に出回る事がないそうです。
なので今回の収穫祭、
たまたまだったのに試飲することができて大興奮でした。


しかもその後、
モンマルトルからの帰りにサクレクールの裏側にある、
ラマルク・コーランクールの駅に向かっていたら
たまたまその畑を発見!

日が暮れる直前だったので見れて幸運、
写真ではちょっとわかりにくいと思いますが
住宅街に囲まれた、
モンマルトルの丘の斜面にある小さいブドウ畑でした。









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# by chicca-blog | 2010-10-13 07:32 | パリ散歩

フランス語とイタリア語

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自分でも思いがけず仕事を始めてしまい、
フランス語がわからずもう大変なことになってます。

イタリア語とフランス語は似てるからすぐ覚えられるでしょう、
とよく言われるし私もそう思ってたんですが、
やっぱりネイティブのイタリア語スピーカーではないので
そんなに簡単ではないです。
(よくネイティブ同士ならイタリア語とスペイン語で通じるとかは聞きます)

もちろん文法はかなり似ているし
単語も少し発音を変えればフランス語になる単語もたくさんあるので

(例えばイタリア語でアッテンツィオーネをフランス語でアタンシィオン、とか。
まあこれは英語→フランス語でも一緒ですが)

そういう意味ではかなり有利だし
あのイタリア語の文法大系を頭にたたきこむのにかかった時間に比べれば
ものすごい時間短縮ができるわけですが、

そうはいっても違う言葉

なので私がナポリ方言を理解するのにかかった時間よりさらなる時間がかかると思われます。
(当たり前か)



反対にうちの旦那といえばかなり言語センスが良く、
英語、フランス語、スペイン語を普通に話し
日本語、ドイツ語も若干理解しロシア語と中国語を勉強した事がある、
というイタリア人ではめずらしいタイプ。

言語センスのない私が聞いた「上達のコツ」とは・・・


「地図を持たずに人に道を聞く」


(イタリア人の地図嫌い(または地図が読めない)はそういう意味があったのか!?)


一度友人がバールを開いたというので遊びに行ったことがあるのですが、
案の定地図も持たず住所もあやふやなまま家を出て
「このへんらしいよ」と言っていた
家から5分くらいのところから聞き込みを開始、
結局そこからバスで20分+徒歩10分の友人のバールにたどり着くまで
十数人に道を聞きまくったことがありました。



確かに今これをフランスでやったらフランス語が上達するかも??

(実際これをポルトガル旅行でもやり、
10日の滞在で最後にはポルトガル語で薬局で会話をしていた旦那・・・)


日本人の体質にはあまり合わない方法かと思いますが
とりあえずより多く会話した方が上達は早いということなのですかね。
試してみたい方は是非。。


あぁフランス語で夢を見れる日は来るかなー
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# by chicca-blog | 2010-09-21 06:36

リュクサンブール公園とマカロン

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東京は残暑がかなり厳しいようで、
今日たまたま母とスカイプで話していたら
夜10時を過ぎているのに母はノースリーブ。

今日こっちは朝から曇り&雨もようでちょっと涼しくなり、
外出はブーツにジャケットという出で立ちだったので
まだ夏の暑さが残っているなんてうらやましい〜
と思ったのですがあの湿気むんむんの暑さが続くと
やっぱりバテますよね。

週末はいろいろな用事がやっと片付いてきた事もあって
すこしゆっくりできてリュクサンブール公園へ行きました。

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すごいたくさんの人がいて椅子を奪いあいながら(笑)
みんな最後の夏を楽しんでいました。
まぁ夏って感じもあまりもうしないんですが。

といってもお目当てはその近くにあるパティスリーの
Sadaharu Aoki へ行きたかったのです。


初めてだったので本当はがっつりとケーキを試したかったんですが、
その後公園で食べることも考慮してまたまたマカロンを買ってしまいました。
私実はそんなにマカロンファンでもないのですが、
いろいろな味が試せるし見た目も綺麗だし値段も手頃だし
意外と満足感もあるのでつい選んでしまうんですよね。



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↑公園でがっついてしまったので半分しかないんですが
ごま、抹茶、柚子、ほうじ茶、わさび味
なんかを中心に選びました。
中でも柚子とほうじ茶が絶品でした!




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帰りはパンテオンを通って帰りました。
秋になっても天気がいい日が続いてくれることを願いつつ。
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# by chicca-blog | 2010-09-07 10:20 | パリのお菓子・お菓子屋さん