ミラベル

c0220786_8325832.jpg


かなり前から気になっていた、
ミラベルというフランスのロレーヌ地方で採れる果物があって、
これはイタリアではまったく売ってないので
いつかフランスで食べてみたい、とずっと思っていたのです。

c0220786_8524088.jpg


ブラムの一種で、
味は酸味があまりなく甘味が強いので、
ジャムにしたらやけに甘くなりそうだなぁと思ったんですが
煮詰めたらとてもいい香りがしてきて
味も煮詰めた方がはっきりしてきておいしい・・・
これでタルトなんかもよく作られるらしいので、
それもかなりおいしそう。


うちといえば、
以前のローマの家の台所がかなり狭く、
調理したりまな板を置いたりするスペースもないほどで

(おかげでイタリア人マンマ流の包丁とまな板を使わない、
果物ナイフみたいなちっちゃいナイフで何でも鍋の上で刻んで
そのまま入れてしまう方法を覚えました)

もちろんオーブンなんかもなかったので、
引っ越ししたらオーブンのある家に住みたーいと思っていたんですが、
今回の引っ越しでそんなに悠長に部屋を選んでいる暇なんてなかったので
新居もやはりオーブンなしで焼物は無理(涙)。
いつかオーダーエメードのキッチン付きの家に住みたいわー



c0220786_981776.jpg



それと今はまっているのが引き続きバターで、
これはイズニーのバターにゲランド産の塩の結晶が入っているタイプで
食べるとしゃりしゃりした食感がして
もうこれとバゲットだけで十分なくらい、おいしすぎる!
当分のあいだ朝食はこのバターとミラベルのジャムばっかり食べます。
[PR]

# by chicca-blog | 2010-09-03 09:27

ホームシック


c0220786_22233522.jpg





パリに着いて二週間になりますが
最初の一週間は恐ろしいほどのホームシックにかかり(汗)、

思わずイタリアのテレビ番組である
Rai やらMediaSet やらのダウンロードを試み(失敗したんですが)、

今までほとんど聞いてもいなかったイタリアン・ポップミュージックを聞き始め
(Laura PausiniとかBiagio Antonacciとか)

道端でイタリア語が聞こえると振り返り、
イタリア人観光客に話しかけたい衝動にかられ

誰彼かまわず「イタリアに帰りたい!」を連発。



それに驚いた旦那さんに

「そんなことをして
日本人として恥ずかしくないのか!


と怒られるに至り(何故おまえが?)・・・


日本へのホームシックにはかなり寛容な旦那さんですが
さすがにイタリアに対してホームシックになるとは思っておらず(私も)
かなり驚いておりました。


旦那といえば
多くのイタリア人が海外に行ってもピッツァ・パスタしか食べないのを
かなり恥ずかしく思っていて、
たまたま入ろうとしたカフェがイタリア系であるだけで
「恥ずかしいから他のとこにしよう」
と言い出す始末。
(複雑なお年頃)


c0220786_224804.jpg




ただ食べ物だけは私どこへ行っても
そこの食べ物を好きになることが多くて

しかもやっぱりフランスはおいしいものがたくさんあるので、
こればっかりは毎日いろいろ試すのが楽しみで仕方がないです。
Viva 食い地!



なのでぼちぼちとおいしいものレポートをして
自分を落ち着かせたいと思います。はは・・・





*題名変えました!そのまんまですが(笑)
思い切ってスキンも変更しようと思ってるんですが、
前回かなり苦労したので(私なりにです、(汗))
重い腰があがらず・・・
もう少ししたら変えようと思いまーす。
[PR]

# by chicca-blog | 2010-08-28 22:54

味の違い

c0220786_4405838.jpg

      ↑フランスの雰囲気を出してみました






早くも一週間たってしまったのですが、
気づいた事といえば

・牛乳を始め乳製品の味が濃い

まぁフランスの乳製品のおいしさは
イタリアでも日本でも言われていることなんですが、
実際家でカプチーノを作ろうとして、牛乳を温めてエスプレッソを
Bialettiで作っていたら、いくら牛乳にエスプレッソを入れても
なかなかコーヒーの味がしてこなくてびっくり。
牛乳の濃厚な味ばっかりで。

エスプレッソの粉とかBialettiは全部イタリアから持ってきたのものだったので、
だいたいそれでカプチーノを作るとイタリアの牛乳だったら
エスプレッソの量が同じくらいでも味はかなり出るはずなので
さすが!という感じでした。

あとバターの種類が豊富でおいしいし、
チーズもどれも安い!

イタリアもチーズ類は安いのもたくさんあるんですが、
モッツァレッラやマスカルポーネなんかのフレッシュチーズを除くと
パルミジャーノやらベコリーノやら硬質チーズの種類の方が多いのですよ。

フランスは軟質チーズのカマンベールなんかの柔らかい方の種類が多いので、
そっちの方が好きな私には毎日どれを食べようか、パラダイス・・・


何だか牛乳、バター、チーズばっかり食べているので太りそうです。



c0220786_4555142.jpg

[PR]

# by chicca-blog | 2010-08-23 05:24 | フランス料理・食材

パリ到着!


c0220786_5144233.jpg



写真整理もかねてローマの残りの日々でブログを更新しようとしたものの、
毎日あっという間に過ぎ、
とうとう昨日パリに到着してしまいました。

来る前に荷物を送っていたものの、
手荷物が多くなる事が予想されたので
ローマのテルミニ発の夜行列車でパリへ。
結局スーツケース4つ+鞄3つ、になってしまったので
列車にして正解でした。
ローマを夕方18:20に出発、パリのベルシーへ朝9時過ぎに着く便で、
考えたら日本に帰るフライトより長い時間がかかってるではないか!


ローマに住んでいる友達夫婦が駅まで送りにきてくれて、
その友達とはかれこれ5年近くつきあっていて
イタリアに来て初期につきあいだした友達のほとんどが
既に日本に帰ったりしまったり他の国へ行ったりしていて
ローマに残った唯一の日本人の友達だったので、
その友達ともしばらく会えないと思うと寂しい!



c0220786_6205930.jpg



そして無事(二時間遅れで)パリへ到着したものの、
8月というのにびっくりするほど寒い・・・
うっかりサンダルで来てしまって
雨も降る中スーツケースを抱え傘もさせず、
思わず



ローマに帰りたいよぅぅぅ



と叫びそうになりました。はは。



とにかく今日になってやっと部屋が片付き始めて落ち着き、
近くのスーパーやらカフェやらを発見してわくわくしております。
明日になったらローマから送った荷物が届くので、
ようやく秋冬ものを掘り出してぬくぬくと街歩きを楽しみたいと思います。
[PR]

# by chicca-blog | 2010-08-18 07:04

ローマの夜

c0220786_423351.jpg



8月に入ったらもう秋かと思うくらい涼しい日が続き、
今日は特に朝晩ひやっとするくらい。
買い物に行ったらブーツをはいている人までいて、
それでもおかしくないくらい秋、という感じが漂っています。

それに比べて観光客、
特にドイツや北欧なんかから来ている人たちは
ものすごく露出度が高く日光を欲している!という感じ。
イタリア人は厚着、観光客は薄着、
というのがこの時期のローマの特徴かもしれないです。




c0220786_441971.jpg

夏になるとテベレ河岸にたつ屋台



といいつつイタリア人の多くがバカンスに出かけ
人があまりいない街を歩くのも気持ち良く、
夜になるとどこから来るのかと思うほどの人、人、人。

多くの人が昼間は家にいて、
夜になると出かけ始めるんですよね。


週末に義両親が来ていたときも、
夕方に「陽が落ちる前に散歩でも・・・」
とさそったら
「暗くなってからじゃないと出たくない」
と言われて、イタリア人の行動様式を納得。


といってもこれは夏に限らず学生なんかにも言えることで、
みんなお金があまりない学生達は昼間は学校・家で勉強、
8時に夕食を家でしっかり食べた後外出、
というパターンがすごく多いです。
車がある友達と連れ立ってチェントロに集まり、
映画を見たりエノテカに行ったり友達の家に行ったり。




c0220786_45304.jpg



最初のうちはみんなで一緒に出かけるとなると
「夜の10時集合」とかで結構びっくりしたのですが、
お金もあまりかからずに遊べるのでなかなか便利と思うようになりました。



そういうわけで私たちも夜に出かけてばかりいますが、
夜の12時くらいまで人でごった返していた道やら広場やらが、
深夜二時頃を過ぎると一部のお店を除いて
ぱたっと人がいなくなります。




c0220786_462296.jpg




昼間は人だかりで近寄る気にもならないトレビの泉やナヴォーナ広場なんかも
ゆっくり見れて印象が違い、ライトアップされてほとんど誰もいなくて本当に綺麗。
だいたい歴史的建造物や大通りは深夜でも警察が立っているので
細い道なんかに入り込まなければ危ない感じはないです。
こういう時間にゆっくりじっくりローマをまわるのもおすすめ。
いや、でも深夜二時を過ぎて歩き回ることもあまりないかもしれないですが。





今日は夜景ばっかりのローマでした。


イタリア情報ブログ村ランキングへ

ヨーロッパ情報ブログランキングへ
[PR]

# by chicca-blog | 2010-08-06 04:11 | ローマ散歩

続・ナポリの畑

c0220786_17384697.jpg



先週の話になってしまうのですがナポリへ行ってました。
ちょうどポモドーロが収穫時期で、
何段にも箱に入れられて積み重ねられてました。
これからピエンノロをマンマが作るんだそうです。
(うしろに写ってる薪は冬に暖炉に使用しています。暖炉、うらやましい!)


こうしてピエンノロを作って
カンティーナや陽のあたらない涼しい場所に吊るしておけば
これらのポモドーロがフレッシュなままで
来年の春までもつのだから、
見る度にすごいなぁと思ってしまいます。



c0220786_1740539.jpg

畑に出てみると、
まだ青いポモドーロもちらほら。
これはこれで熟れるまで待って収穫するか、
このまま収穫してサラダに入れて食べたりします。
シャキシャキした食感でこれはこれでおいしいのです。



c0220786_17403960.jpg




この縮れたバジリコは普通のまっすぐのバジリコより
香りが強いといわれていて
加熱しても良い香りが残ります。

この時期のポモドーロとバジリコのパスタはあっさりして
とても香りが良くてフレッシュ。
私は実はピエンノロにして少し時間がたって水分が抜けたポモドーロを使って
作ったパスタの方がとても濃厚で好きなのですが、
この時期のフレッシュな味わいも好きです。
(といってもベスビオのポモドーロ自体水分が少なく皮が厚いため長期保存が可能、
といわれているので今の時期でも十分濃厚なパスタに仕上がるのですが)


c0220786_17412926.jpg


こちらも以前少し紹介したgelso(桑の実)、
今が旬で黒くなったのを選んで食べると甘くておいしいです。



c0220786_17421146.jpg


ナポリの中央駅もずいぶん工事が進み駅前の広場全体がすっきりしました。
駅の中も新しくなって清潔で綺麗、
前回来た時もそうだったのですが、
ホームの入り口に駅員さんを配置してチケットをひとりひとり確認していて、
チケットを持たない人
(イタリアでは出発前の待ち時間に列車に入り込んでお財布やら荷物やらを
盗む人がいるので)
が入り込まないようにしていました。

ナポリの駅に最初に降り立った6年前は、
駅を降りると異様な雰囲気が漂っていて
鞄をいくら握りしめても怖くて仕方なかったのですが、
ずいぶんそういう雰囲気はなくなってきたと思います。


一年後、二年後この状態をどこまで保てるのか楽しみです。








ふたつのランキングに参加中です。
よろしければぽちぽちお願いします。

イタリア情報ブログ村ランキングへ

ヨーロッパ情報ブログランキングへ
[PR]

# by chicca-blog | 2010-07-26 17:46 | ナポリいろいろ

visiole

c0220786_1515183.jpg


ローマでこの時期だけに出回るフルーツにvisiole(ヴィショレ)があります。
写真ではちょっとわかりにくいかもしれないですが、
普通のチェリーより少し小粒で
生のまま食べると顔が曲がるくらい酸っぱいです。
野生のチェリーの一種だそうです。

もちろん生食に向かず加熱したりお酒にしたりして食べますが、
林檎の紅玉なんかと一緒で、
この酸味が調理したときにとてもいい味を出すのです。



c0220786_1572815.jpg



ローマではよくこの
visioleのトルタをパスティッチェリアなんかで
見かけると思いますが、
だいたいはタルト生地にリコッタのクリーム、
そしてこのvisioleのジャムが入っています。
酸味と甘味のバランスがおいしいトルタです。


ただパスティッチェリアではメジャーなわりに
生のvisioleは出回る時期が限定されていて、
私は先週見つけたのですがメルカートでも一週間もすれば
もう出なくなるそうです。
なのでこの時期にみんな一気にジャムにして、
一年間楽しみます。





c0220786_242914.jpg




ということでジャムにしました。
本当はもっと保存のために砂糖を多く入れて
煮詰めてとろみをだしてお菓子に使うのですが、
引っ越しもあるしすぐ食べてしまうと思って
砂糖を控えめにして少し煮ただけ。
もっぱら朝ヨーグルトなんかに入れて食べてます。




c0220786_284670.jpg


以前紹介したことがあると思いますが、
ローマのゲットー地区にあるパスティッチェリア。
ショーウィンドーの一番下に並んでいるのが
visioleのトルタです。
だいぶ焦げすぎてますが(笑)いつもこんな感じです。








ふたつのランキングに参加中です。
よろしければぽちぽちお願いします。

イタリア情報ブログ村ランキングへ

ヨーロッパ情報ブログランキングへ
[PR]

# by chicca-blog | 2010-07-18 02:15 | イタリアドルチェ・ジェラート

お知らせ

c0220786_5262911.jpg




8月中旬に、
ローマを離れてパリに住む事になりました。

旦那の仕事で、というのが理由ですが
なんだかんだいって同じような仕事をしているので
お互いいろいろ話して決めました。

ローマは私も旦那も大好きな街なんですが、
この仕事を続けて行く上でもう少し大きい都市に移動したい、
と以前から考えていて
今回良い機会があったので決めました。


・・・とさっぱり書いてみましたが
いざイタリアを離れるとなると寂しくて、
考えてみたら最初にイタリアにはまった10年前から
イタリア語を勉強したり旅行に来たり、
それからローマに住み始めて6年、
日本ではずっと東京で実家に住んでいたので
初めて自分が選んだ街でわからないことばっかりの中で
文字通り「生き抜いた」国だったので、
ある意味日本以上に自分の故郷と思える国なんです。


なのでいろいろ心残りはものすごくあるんですが、
パリはパリでお菓子を作り始めた頃から
一度は住んでみたいと思っていた街だったので、
今回の機会はものすごい幸運、とも思います。


まぁイタリアに来た時と同じで
また本当にいろいろ大変なことがあると思うんですが、
できるうちにいろんな国へ行っていろんな体験ができるのも
本当にあり難いことです。
と思って前に進みます。





ブログは、
まだ始めて一年もたっていないので
このまま続けようかなと思っています。
イタリアにもナポリの実家があるし
時々は帰ってくることになると思うので。

ということでこれからもよろしくお願いします!

[PR]

# by chicca-blog | 2010-07-16 05:36