MISTICANZA
2010年 03月 10日
3月にはいってちょっとくらい寒くても快晴の日々だったのに、
昨日の夜から「もしかして・・・寒い?」というくらい寒くて、
気のせいかと思いたくてカーテンをよぶんにひいてみたんだけど寒い。
何と今日は雨まで降って。
冬逆戻りです。
さてCAMPO DI FIORIのメルカートで何を買ったかというと
ミスティカンツァ。
ミスティカンツァは、中部イタリアで
いわば野生の野菜だけを使ったミックスサラダを指します。
ひとつひとつひろげてみるとこんな感じ
ミスティカンツァは本来「混ぜる」という意味なので
拡大解釈されることもあるらしく、
以前レストランでミスティカンツァを頼んだら
普通のミックスサラダが出てきたこともありますが、
本来は「野生の」食べられる野菜が中心であるべきサラダのこと。
野菜の中身は季節によって変わるのですが、
例をあげてみると
il dente di cane, カタクリ
l’erba stella, エーデルワイス、ミヤマウスユキソウ
la ruchetta, ルッコラ
il crescione, クレソン
la pimpinella,ミツバグサ、ワレモコウ
la lattuga di campo, 野生レタス
porcacchia, ?
i raperonzoli, カブラギキョウ
cicoria selvatica, 野生のチコリ
crespigni, メギの実
le cime di finocchio selvatico, 野生のフェンネルの先端部分
margherite. フランスギク
(すみません、あげてみても私中には何かわからないものも・・・
今度畑を持ってる義父に聞いてみます。参考にしたサイトはこちら)
調理法は、まあサラダなんですが、
食べてみると思った以上に野菜が苦いんです。
それなのでかなり味の濃いドレッシングにするか、
その他のもの(トマト、ツナなど)をかなり多めにいれるかしないと苦しいです。
よくイタリアでミスティカンツァとともに食べられるドレッシングレシピは、
アンチョビにオリーブオイルか
溶かしたラード!
私はトスカーナでよく食べられるPanzanellaという、
堅くなった塩抜きトスカーナパンを水にくぐらせてあえるサラダがあるのですが、
それを参考に堅くなった普通のローマパン(塩入カザレッチョ)、
カンネッリーニという白いんげん豆、
ミニトマト、オリーブオイル、塩であえてみたんですが、
プラス、この前の残ったciccioliを軽くトーストして入れたらすごく合いました!
ラードですし、一応リメイクということで。
かりかりベーコンなんかもすごく合いそうです。
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最初クラウディオと別のところでミスティカンツァを買ったんです。
by chicca-blog | 2010-03-10 03:13 | イタリア料理・食材